ベトナムドンの相場、円、ドン、ドルの両替について
ベトナムの通貨はベトナムドンです。VNDと省略されます。
このベトナムドンは、10,000ドンで約55円ということですので(2015年5月の為替)、たとえば10,000円を両替すると、約181万ドンとなります。数字で書くと、1,810,000ドンです。ひーー。
そのため、レストランのメニューでは、価格表記において、終わりの000(ゼロ3桁)をとることが多くあります。つまり10,000ドンを10と書き、100,000ドンを100と書いたりします。
日本円に変換するにはゼロを2つとって、0.6をかけます。
10,000ドンであれば、0を2つとると100、これの6割ということで60円ということです。自身がない人は、0を2つとって半分するのも良いでしょう。10,000ドンであれば、50円ですね。
ということで、とにかく物価が安いこともあり、1万円を両替すれば大変な数の札束となり、お金持ちになった気分に浸れます。(笑)
さて、ダナンの空港到着後、両替をどこですべきか?という話は重要です。
結論からしますと、空港隣接の両替所で1,2万円程度、その後、街中のレートが良いとされる両替所で必要に応じて両替、、、というのがおすすめです。なお、物価は安いので、多少の率は目をつぶり、すべて空港で両替してしまうというのもアリです。
空港の両替所ですが、建物から外に出たすぐ右側、青い看板のお店がそれです。つまり荷物を受け取り、再度検査を受けて(関税の関係か、なぜか最後にもう一度荷物を検査するため機械に通す)建物の外に出て右ということです。(以下の写真の左下。クリックで拡大します)
さて、この時ですが、できるだけ、細かい札をもらうようにしましょう。基本が10万ドン札、そして、1万ドン、2万ドン、5万ドン札をいくらかもらうのが望ましいです。50万ドン札も市内での高額(といっても数千円程度)の買い物に使うことはできますが、これだけしかないと、タクシーで、お釣りがない、といった状況なりますので空港の両替の際に、細かくしておきましょう。
50万ドンは少しは持っていて良いですが、こればかりでは使えませんので、50万ドン札を差し出し、文法もクソもなく(笑)、small change, pleaseなどと言えば大丈夫です。
さて、最後に、米国ドルについて。
米国ドルをお持ちであれば、持っていくと良いです。多くのケースでドル払い可能です。
ただ。米国ドルで払うより現地通貨であるベトナムドンで払う方が安いので、わざわざ日本円を米国ドルに変えるようなことはしないでください。
基本は円をベトナムドンに替えて使用します。米国ドルはたまたま持ち合わせがあれば持っていき、ベトナムドンに替えることなく、そのまま使用してください。
とにかく物価の安い国ですので、少々の差額は気にせず、タイミングの良い時に両替してください。