旅行計画中の方へ。ホイアン・ダナンってどんなとこ?
2015/05/18
旅行を計画されている皆様のホイアン、ダナンの旅のイメージはどんなものでしょうか?
リゾートとして考えている方にとっては、たとえばハワイや、プーケット、ランカウイと比べて、また、アジアシティへの旅行としてという方にとっては、シンガポールやバンコクと比べて、はたまたベトナム旅行の候補として考えている方にとっては、ホーチミンやハノイと比べてどうか?と言ったところが気になることでしょう。

ここではそんな観点で、ホイアン、ダナンの旅行がどのようなものになるかをイメージ頂くための幾つかの情報をご提供したいと思います。
最初に私kanjimanなりの結論を申し上げます。
最初に私kanjimanなりの結論を申し上げます。
”ホイアン・ダナン旅行は、(1)「格安」で、(2)「気軽」に、(3)「リゾートホテルライフ」、および(4)「飲食を中心とした街歩き」をしたい人におすすめである!”
上記を解説します。(以下価格はすべて2015年5月の参考値です。)
(1)「格安」
上記にあげた都市への旅行に比べトータルでかる費用は圧倒的に安くなると思われま す。
理由は3つ。現地までの費用、ホテル、現地の物価( レストラン、買い物、タクシー、などいわゆる滞在費) が安いことです。
・現地までの費用
2015年5月現在、成田からダナンの国際空港への旅費は、 一般的にホーチミンやハノイより安く設定されています。
・ホテル
ホテルは、 これは本当にピンキリですが例えば日本でいうビジネスホテルクラ スなら一家四人合計でも3,000円程度、 3つ星や4つ星リゾートなら同じく一家四人で5,000円- 10,000円程度でもそこそこなものにありつけます。
また季節にもよりますが、15,000円から30,000円程度でプール付のヴィラを利用できます。(もちろん、上には上がありますので、一泊10万円を超えるようなリゾート、ヴィラもあります)
・現地の物価
レストランは、これまた当然ピンキリではありますが、かなりローカルなレストラン(安めの食堂)で見かける生ビール(ビアホイ)は25円程度(4,000-5,000ドン)、だいたいどこの店でも置いている瓶ビールや缶ビールは中級ローカルレストラン以下で80円~150円程度、料理もホイアン名物、カオラウ、ミークアンといった麺類、イメージしやすい揚げ春巻きなどは、ローカルレストランでは100円-200円程度、中級レストランでも250円-400円です。
幸いホイアンには(ダナンにも)、沢山のおいしいローカルレストランが点在していますので、滞在中、たとえば1人あたりビール2本程度、料理2,3品で、一食あたり合計500円~1500円程度で計画できます。
ご参考までに、こちらに記したホイアンのPho Xuaでの食事は瓶ビール3本と料理5品で合計1,200円程度です。(観光客が入れる店にしては安い部類です)
その他タクシーはホイアン市内の移動なら、100円から300円程度です。
(2)
「気軽」 2014年夏より、東京成田空港からは、ダナンへの直行便が出ています。行き5時間半-6時間、帰り4時間半-5時間程度のフライトです。
また、ダナンの空港はダナンの街に隣接しており、ダナン市内のホテルへはタクシーで数分-遠いホテルで30分程度、またホイアンもそう遠くなく、空港からビーチ沿いのホテルは30-40分程度、街の中心部も35-50分程度で着きます。
基本タクシーでの送迎(ダナンの街なら、空港でつかまえる、ホイアンなら事前にホテルや業者に予約するのがおすすめ)になりますので、空港着いてから、また荷物をもってヨッコイショとする必要もありませんので、気分的には気軽です。
また、上記成田発ダナン着の便は、2015年5月現在、行きは成田15時半発のダナン19時着(時差2時間)、帰りはダナン午前11時発の成田18時着ですので、お勤めの場所にもよりますが、例えば金曜午後と月曜日一日を休むだけで、無理のない日程の3泊4日の旅行ができちゃいます。(「無理のない日程」というのは、飛行機が深夜や早朝発になったり、2泊4日といった旅程にならないことをさしています)
(3)「リゾートホテルライフ」
前述したようにホイアン、ダナンには、様々なレベル(1つ星~5つ星)のリゾートホテルやヴィラが建っています。

ホイアン・ダナン初めて!という方には、とりあえず、一室1万円前後のホイアンの中型リゾートホテルをおすすめします。
参考までに、以下に2つ、上記の条件にあう、比較対象としてベースになるホテルを紹介します。
これをベースに、ご自身の予算と希望を考慮してホテル選びをされるとよいでしょう。
(4)「飲食を中心とした街歩き」
ホイアン中心部は、古くから貿易で栄えた歴史ある街であり、世界遺産として登録されています。
そのため、以前より、欧米のバックパッカーを中心に、世界各国から多くの観光客が訪れています。
こうしたことから、街のいたるところに、ホイアンの名物料理、ベトナム料理、そして欧米人をはじめとする外国人向けの食事を扱うレストランが沢山存在します。
ホイアン中心部は、今でもバックパッカー(やそれもどき)が沢山おり、いわゆる大型リゾートホテルがあるエリアとは異なりますので、これらの店は概してとてもリーズナブルな価格設定になっています。
外国人が食べても大丈夫!?な程よい清潔さもあり、どローカルなレストランも含めて、外国人が来ることには慣れているので、割と安心して、食べ歩きができます。
ベトナムはアジアを代表する美食の国です。
定番ベトナム料理はもちろん、ホイアン5大名物と言われる、ホワイトローズ、揚げワンタン、コムガー(ベトナム風チキンライス)、ミークアン、カオラウなど、いろんなお店で食べ歩いて下さい。
なお、ダナンは新興商業都市という雰囲気で、安いレストランも沢山ありますが、歩きではなく都度タクシー移動とお考えください。食べ歩きという観点では、にぎやかで風情のあるホイアン中心部がおすすめです。
ということで、以上が、”ホイアン・ダナン旅行は、(1)「格安」で、(2)「気軽」に、(3)「リゾートホテルライフ」、および(4)「飲食を中心とした街歩き」をしたい人におすすめである!”と定義する理由です。
最後に、上記に出てこない、いくつかの気になるポイントについてコメントいたします。○△×で表記します。
○治安
あくまでも私見ですが、普通に行動していれば問題ないレベルと考えます。2015年5月現在、上記の他国と比べて特別危ないことはありません。タクシーもきれいなタクシーが多く、ホテルや旅行会社に頼んだ場合はもちろん、街で拾った場合にも特に問題を感じることはこれまでありません。
△サービス
ベトナム自体、社会主義国ということもあり、まだまだサービスは洗練されていないのは否めません。
しかし、この数年で若い世代がそれを改善しつつあるのもまた事実です。また、ホーチミンやハノイと比べると、地方都市なせいか、人がいくらかのんきでおだやか気がします。(笑)
△観光ポイント
世界遺産に登録されているホイアンの街以外それほどありません。ミーソン遺跡、マーブルマウンテンなどありますが、他の都市と比べて見所が多いとは言えません。観光中心なら他の都市が良いと断言します。(※ダナンにできたアジアパークはちょっと期待です。)
×ショッピング
いわゆるブランド物を安く買いたい!ということに関しては0点です。ありません。
また、ホイアンの中心部に数あるお店も含めて、それなりに洗練されたものを売るお店はありますが、これといったお土産もありません。
唯一良い点といえば、靴やワンピースなど、格安でオーダーメードできる点でしょう。
△海水浴
ダナン、ホイアンとも同じようなビーチがありますが、目的によって、評価は分かれると思います。
いわゆる沖縄の宮古島のような海では決してありませんので、スノーケルなどを楽しむ場合には、離島へ行くツアーの利用がおすすめです。
結論からすると、あまり期待しないで行けば十分良いビーチ、真っ青なきれいな水を期待するとがっくりなビーチとなります。
△(×に近い)英語の浸透度
少しローカルなところ(お店、観光地でも)では全く通じないことが多々あります。また旅行者がよく訪れるレストラン(ホテル内のレストランも含む)でも人によっては話せない人も沢山います。
タクシーの運転手さんも然りですので、行き先や、時間、金額などは何でも紙に書いておくのをおすすめします。
以上、あくまで私見ですが、思うが侭に書いて見ました。世界遺産として知られるホイアンですが、ダナンも含めて、観光都市としてというよりも、お手軽リゾート地としての魅力があるように思います。
日本人がこれまで実現不可能とされていた、いわゆる欧米スタイルの休暇のすごし方である「リゾートホテルのプールサイドで本を読み、腹が減ったら何か食べ、夜はふらふら飲み歩き」というそんな夢を叶えてくれる街なのでは?と思っています。 ぜひ一度ホイアン・ダナンへ足をお運び下さい。